上下どちらの血圧が下がればいいの?
血圧は高い方の血圧が規定の数値以上だと高血圧と認定されますから、基本的に血圧の上下の数値では上の(高い)方の血圧が規定内にまで下がるのが望ましいのです。この上の血圧は加齢で上昇し勝ちでが、高齢者では上の血圧が高く、下の血圧は高くない収縮期高血圧と呼ばれる高血圧があります。下の血圧が高くないから心配がないのではなく、下の血圧が低くても上の血圧が高い人は脳卒中や心筋梗塞になり易いので注意しましょう。
上下の血圧の差を脈圧と呼びますが動脈硬化が進むと脈圧が大きくなります。動脈硬化が強いと大動脈の壁が硬くなりますから心臓の圧力が強く、早く大動脈の中を進むので上の血圧が高くなり、下の血圧が低くなります。脈圧の計算は簡単で、上の血圧から下の血圧を引いた後の数字です。
例えば上の血圧が120で、下の血圧が70であれば、脈圧は50です。脈圧の数値は太い血管の動脈硬化が進むにつれて大きくなります。脈圧値は大体50前後が最適な目安ですが、脈圧値が大きいほど心筋梗塞などの心臓病を発症するリスクが増します。

