薬は一生飲まなければならない?
高血圧の薬物治療は降圧薬の服用ですが、多くの人が知りたいのはこの降圧薬を一生服用し続けなければならないのかと言うことです。降圧薬を服用しはじめると高かった血圧が下がり正常値の範囲に収まりますからもう飲まなくても大丈夫ではないかとつい思ってしまいます。
かつては降圧薬を服用し始めたら一生飲み続けなくてはいけないと言われていました。しかし、現在では食事療法や運動療法を徹底することで降圧薬の服用量を減らしたり、場合によっては止めることも可能になっています。特に軽症高血圧の休薬率(一旦服用中止率)は10~20%と言われています。ただし、休薬の仕方によっては血圧が急に上がる場合がありますから常に医師の指示に従いましょう。また、実際のケースとして降圧薬の服用を止めると血圧が上がってくることが多いのも事実ですから降圧薬は長期間のみ続ける心構えが必要です。
その意味では矢張り降圧薬は一生飲み続けなければならないと認識したほうが無難ですし、高血圧はどのような治療でも根本的に治癒することは残念ながら出来ないのです。

