塩分摂取を控える
高血圧の食事療法で一番大切になるのが塩分の摂取を控えることです。通常日本人は1日に11~12gまでの塩分摂取が良いとされていますが、高血圧の人はこれを1日に6g程度に減塩することが必要です。しかし、これがそう簡単なことではないのです。そこで色々と塩分が少ない食事を美味しくする工夫が必要になります。
まず塩味の代わりに出汁をしっかりと取りましょう。みそ汁や煮物、そば・うどんなどでは味付けを塩や味噌ではなく出汁を濃厚に取ることで塩分を減らすことができます。ただし、市販の出汁の素は塩分が入っていることもありますから成分を確認しましょう。そして味付けは、直前にするのが減塩のポイントになります。つまり少量の塩や醤油などを最後に加えるのです。煮物などの場合の味の基本は出汁で、醤油は味と香りづけをする位におさえましょう。
次に酢や柑橘類の酸味、ヨーグルトの酸味、カレーや胡椒、わさびなどの香辛料は塩分(ナトリウム)は含んでいませんから、辛みや酸味で食べた時の満足度が得られます。それから汁物は具を多くして汁を減らすことで、塩分の高い汁の量が減らせます。また、そばやラーメンなどの汁は全部飲まないようにしましょう。

