コーヒーは血圧に影響しますか?
最近、コーヒーを飲むと血圧が上がると言われていますが、その理由はコーヒーに含まれているカフェインの覚醒作用が気持ちを興奮させるために血圧が上がるのだそうです。確かにカフェインは一時的に血流を良くしますから、それでコーヒーを飲むと血圧が上がると言われるようになったのです。各国の発表によるとコーヒーを時々飲む人は毎日飲む人より高血圧になるリスクが高くなるという報告があります。また他の研究ではコーヒーを1日2杯以上飲むと高血圧症のリスクが25%高くなると発表されています。
ところが、さらに別の研究では1日に6杯のコーヒーを飲んでも高血圧になるリスクは10年間飲んでいても飲まない人と変わらないということが分かりました。さらにもう一つの研究では1日に9杯以上飲んでも高血圧のリスク増加は見られなかったのです。このように研究の結果、日常的にコーヒーを飲んでいても高血圧になる恐れが無いことが分かっています。さらにコーヒーを飲む回数の多い女性ほど心臓病に罹りにくい傾向があることも分かっています。米国の女性15万人を対象とした長期の研究で、カフェインの摂取量と高血圧との間に因果関係が無いことや高血圧のリスクが一番低いのは摂取量が最も少ないか逆に最も多い女性であることがわかっています。
したがって、コーヒーは一時的に血圧を高くしますが大量に飲み続けなければ問題はありません。なお、コーヒー以外に紅茶や緑茶に含まれるカフェインは一時的に血圧を高くすることがあります。

